社会人9年目

いい学校、いい会社に入る意味と、自分の頭で考えることの重要性
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20080802/edu#tb

「いい学校に行くに超したことはない。」自分もそう思います。自分は専門学校を選択しましたが、大学行ってたら?とよく思います。いい学校に行ってると、多分このような恩恵にあずかれるような気がしてます。

  • スタートライン(新卒)での仕事の質を高く出来る
  • そこからの経験の質を高く出来る
  • その経験を元にステップアップの幅が広くなる

すべて、「可能性が大きそうな気がする」という話ですが。

学歴での選抜は今だってありますし、経験が無い以上、企業だって学の高いポテンシャルの高そうな人を採用するでしょう。新米が出来る仕事の幅なんてそんなにあるわけないんです。勉強よりも仕事で学ぶことのほうが大事なんです最初のうちは。なので、仕事の質が重要だと思います。#どこのスタートラインに立っても、あとは本人の努力しだいといっても限度があります。

じゃあ、いい学校とはなんなのか。

あたりまえですが、高校以上の高度な学問を学べて、高度な仕事ができる「土台」をきちんと作れる学校が、いい学校なんだと思います。偏差値のレベルとは異なるものです。でも、いい学校に入れば万事OKなんてことはなく、そこから自分の中で如何に昇華していくのかが、大事だと思います。その為には、大学受験が目的になってしまう前に、自分の志向性とかやりたい事を十分に「考える」ことが一番大事なんだと思います。その上で、受験勉強なり大学生活があれば、良質な時間をすごせるのではないかと思います。

この自分で考えるという事をしないままでも、とりあえず勉強して、とりあえず好きな事して、とりあえず大学に入って、とりあえず会社に入る・・・というのは出来てしまうんです。で、結局何がしたいの? というようになってしまいますけど。それでも全然問題なく日々は過ごせるけれど、いったん躓いてしまうと、自分で考えたコトがないものだから慌ててしまって、周囲のせいにしたり、鬱状態になったりしてしまうんじゃないかなーと。最近思ったりします。

受験勉強の先に確固たる目的/ビジョンとか、興味の対象が見出せなかった受験生当時の自分は、正直あまりがんばれませんでした。自分は理解するまでの時間がかかる方で、高校3年のスピードにはついていけてなかったし、興味の無い学科に力を出す術(すべ)は持っていなかったです。そして、なによりも自分で考えて行動してなかった。仮に、あの状態で大学行ってても、グダグダな4年を過ごしていたような気がします。いや、卒業できないかも。

結果として、自分は専門学校を選んだわけですが(ちょっと親ともモメたりもして)、自分としては、そこが本当に自分のことを考え始めた時だと思っています。専門学校の勉強は知らない事だらけだったけど、受験よりもぜんぜん楽だったから、こんなんで社会に出たら、やっていけるわけがないと考えてました。最低限の資格は1年目の秋にすぐ取れましたが、その後はグダグダで結局行動は起こさず。今にして思えば、なぜ危機感を持っていたのに、行動を起こさなかったのかと思ってます。結果論ですが、当時はまだまだでした。

今は考えています。そのつもり。考える癖をつけるのは早ければ早いほどいい。考えて行動することは、結果はどうあれ、そこから世界が一気に広がるし、過ごす時間の質が激変します。それは、働き始めてから身をもって経験した事です。これはもっとはやくするべきだった。考えている【つもり】が一番怖いね。

過ぎた時間はもう帰っていないけれど、反省は出来る。これからも自分次第でどうにでもなる。考えないことで失うのは時間です。もし、思い当たるならば、是非時間を無駄にしないようにしたい。

書き終わったら、論点ずれてる気がしてきた。まあいいか。