Windows11で、スポットライトの壁紙を保存したいとき
Windows11で、ダイナミックテーマにしていると日替わりでデスクトップの壁紙が変わる。むっちゃいい!と思ってても保存できずにしばらくすると消えてしまうので、保存しておく方法を調べた。
・今の壁紙はレジストリのエントリでみられる。
(レジストリ)
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WallPaper
・直近の壁紙に使われたWindowsスポットライトの壁紙
%USERPROFILE%\AppData\Local\Packages\MicrosoftWindows.Client.CBS_cw5n1h2txyewy\LocalCache\Microsoft\IrisService
%USERPROFILE%\AppData\Local\Packages\Microsoft.Windows.ContentDeliveryManager_cw5n1h2txyewy\LocalState\Assets
追記)
参考)ロック画面の画像ファイル
Windows 11, Windows 10 のロック画面のWindows Spotlight 背景画像の保存場所 : Windows Tips | iPentec
パソコンやサーバ廃棄時のOSSでのデータ消去2023
パソコンやサーバ廃棄時には、データの論理消去や物理破壊をすることが一般的になっているが、消去を依頼するにしろ、破壊するにしろ一旦業者への引き渡しをすることになり、業者への輸送中、業者での作業まえの保管中は無防備になるわけで、事前にユーザ側で消去をしておくのがベターとなる。
基本的にはHDDの全セクタ上書きをすることになるが、これまで使っていた有名所ツールDBANやwipe-out等が、新しめの機器ではうまく動かない。
・ディスクを認識しない (ドライバが更新されてないので)
・動作が遅すぎて消去時間がべらぼうにかかる(wipe-out)(BIOSアクセスのため)
など、別のツールを探す必要が出てきた。
DBANの内部で使用されているCLIツール、dwipeがフォークされていて、有志にてnwipeとして更新が続けられていることを発見。ログに、本体シリアル、HDDシリアル、消去ロジック、結果が含まれているため、証跡としても十分とみられた。
Darik's Boot and Nuke - Wikipedia
★SATA-SSD、SAS-SSD、NVME-SSDについては、ウェアレベリングがある関係で厳密にはセキュアイレース、サニタイズコマンドなどが推奨されているので、OSSで準備されたツールを探したが、見つからなかった。通常のセキュリティポリシの要件に置いては、全セクタへの複数回書き込みで十分かと思われるので、まずは消去を優先したい。
■2023年時点では、この2つのnwipeを利用したツールが確実だった。
ネットでDBANなどの記事をみて、動かなくて困っている場合は以下のどちらかを試すとよいかと思う。
1)ShredOS
https://github.com/PartialVolume/shredos.x86_64
・nwipeだけのために作られたディストリビューション。本体70MB強という小ささ。
・USBメモリに書き込んで、USB起動で使う。BIOS/EFI 両対応。
・DBANと同じインタフェースで使い方に迷うことがない。
・消去完了後に、OSから見えているFAT32のドライブのうちブロックデバイス名前順で最初に見つかったドライブに、ログを自動で書き込む。便利。
・もし、変なディスクに書き込まれてしまった場合は、ALT+F2でコンソールを切り替えて、書き込みたいUSBディスクをマウントして、ログをコピーすればOK
2)SystemRescue
SystemRescue - System Rescue Homepage
・起動しなくなったLinuxなどの復旧やデータサルベージに必要なツールがまとまってるディストリビューション。
・USBメモリに書き込んで、USB起動で使う。BIOS/EFI 両対応。
・起動後にコマンドラインでnwipeを起動して使う。
・ログ保存用のUSBを別途接続しておかないとログ保存ができなかった。起動USBのパーティションが読み取り専用になるため。
・ログ保存用のUSBをマウントして、そのパスにログ書き込みを行う形で、対応
例 nwipe --nousb --logfile=/ログ保存用USBのマウントポイント/logfile.txt
Windows10-21H1 で、WindowsUpdateや、21H2へのWindowsUpgradeが失敗してしまう件。復旧メモ。
●事象
OSバージョン windows10 21H1
2021/11 21H1 累積更新プログラム KB5007186 まで適用済み。
状況1)KB5008212の適用が常に失敗となり、ロールバックをしてしまう。
状況2)21H2へのアップグレードの実行時、事前チェックでエラーになってしまう。
エラーコード: 0x800f0922
●ログ調査
SetupDiag.exeを利用してエラー原因を確認
Error: SetupDiag reports abrupt down-level failure.
Last Operation: Finalize
Error: 0x80070003 - 0x40008
LogEntry: 2021-12-23 00:26:25, Error CONX CHostIsUEFICompliantChecker failed. [Failed to check whether host has UEFI disk layout.] HRESULT = 0x80070003
●原因
diskmgmt.mmc で、ディスクの管理を確認したところ、Cドライブより手前にあったはずの、EFIシステムパーティションが、ベーシックデータパーティションとして認識されていた。
前回のWindowsUpdate後、容量不足だったSSDを容量の大きなSSDへ交換していた。 その際、ディスクのイメージバックアップ・リストアで行ったが、こちらで何らかの問題が出たものと見られる。(イメージバックアップソフトウェア: arcserve UDP 8.1 Free Edition)
●状況確認
・ ディスクはGPT
・ MSR(予約パーティション)は存在
・ EFIシステムパーティションが、ベーシックデータパーティションとなっている
・ EFIパーティションをマウントしようとしても、コマンドがエラーになる。(ファイルが見つかりません)
・ EFIシステムパーティションにドライブレターを当てて、空き容量があることを確認。ファイルシステムはAT32で問題なし。ブートローダもそれらしきものが配備済。
●対応
・ BCDBOOTコマンドで、EFIシステムパーティションを作成してみる。
bcdboot C:\windows /s S:
→ OS再起動は成功。ディスクの管理からは、ベーシックデータパーティションのまま
・ EFIシステムパーティションと認識していないので、パーティションIDの変更を行う。
diskpart
list disk
select disk #
list partition
select partition #
set id=c12a7328-f81f-11d2-ba4b-00a0c93ec93b
・ コマンド実行後、ディスクの管理を確認すると、EFIシステムパーティションと認識した。
・ OS再起動後、WindowsUpdateを行うと、正常終了。21H2へのアップグレードも成功。
WindowsUpdate,WindowsUpgrade、いずれも、EFIシステムパーティションのIDが存在しないと、更新に失敗するようです。
参考)
・パーティションIDのセット
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/set-id
Thunderbird 78.x でフォールバックテキストエンコーディングにShift_JISを設定する手順
Thunderbird 78.x でフォールバックテキストエンコーディングにShift_JISを設定する手順
文字コードの宣言が、Shift_JIS以外になっているのに、実際のエンコードはShift_JISではないなどで、文字化けてしまう場合の対処。
手順
Shift_JISを設定したいフォルダのプロパティを開く。
フォールバックテキストエンコーディングで、アラビア語(Windows-1256)を選択する
場所からメールファイルのパスを控える
OK押してプロパティを閉じる
Thunderbird閉じる
控えたメールファイルのパスで、Shift_JIS設定をしたいフォルダ名と同名+".msf"のファイルをメモ帳で開く。
Windows-1256で検索をすると一箇所がヒットする
上書きして保存。
Shift_JISを設定したいフォルダのプロパティを開く。
フォールバックテキストエンコーディングがブランクになっていれば成功。
本文だけ、Shift_JISで強制的に見られるようになる。
参考)
Thunderbird フォルダ単位の文字化け - MASA Lab softlab
MozillaZine.jp フォーラム • トピック - Ver78.10 shift-jisがなくなった???
1713786 - Fix "Repair Text Encoding" menu item not doing anything
USBディスクでの記憶域スペース(StorageSpace)運用時の未解決トラップ
昨年に引き続き、2度め。
原因がはっきりしていないので困る。。
【ハマってること】
・USBディスク2台で記憶域スペースをMirrorで運用中(PoolEX02,StorageSpaceEX02)
USBディスクをもう2台追加して、もう1セットの記憶域スペースを追加(PoolEX03,StorageSpaceEX03)
・10時間ほどファイルをコピーし動作確認後に、PC再起動
・運用中の方の記憶域スペースがエラーになって、アタッチできなくなった。PoolEX02は、Helthyになっている。
【記憶域スペース1つ目の状況】2020/01ころ作成
・SATAディスクをUSBケースに入れたUSBディスクを2セット準備 4TBx2
・Windows10パソコンに接続、記憶域スペースでMirrorで運用
・記憶域スペースの作り方は、プールに作成したコマンドようやくは以下。
PhysicalDisks = Get-PhysicalDisk |Where-Object { $_.CanPool -eq $True}
New-StoragePool -FriendlyName プール名 -StorageSubsystemFriendlyName "Windows Storage*" -PhysicalDisks $PhysicalDisks
New-VirtualDisk -StoragePoolFriendlyName "Pool名" -FriendlyName "仮想ディスク名" -ProvisioningType fix -ResiliencySettingName Mirror -usemaximumsize
【記憶域スペース2つ目の状況、発生事象】2021/05作成
・記憶域スペースを容量の大きなディスクへ移行したかったため、8TBx2台のUSBディスクを追加
・1つ目と同じ記憶域スペースのPowerShellコマンドで作成を完了。正常終了。
・コピーの完了後、PCを再起動。
・もともと存在していた記憶域スペース(StorageSpaceEX02)がエラーになり、アタッチできなくなるが、こちらは正常。
【気になること】
・USBディスクは市販USBケースにバルクのSATAディスクを入れて使っている。
・PowerShellでみると、シリアル番号が全部おなじになってしまっている。
(PowerShell抜粋)
get-physicaldisk | Sort-Object -Property number
Number FriendlyName SerialNumber MediaType CanPool OperationalStatus HealthStatu
s
------ ------------ ------------ --------- ------- ----------------- -----------
8 JMicron Generic 0123456789ABCDEF Unspecified False OK Healthy
JMicron Generic 0123456789ABCDEF Unspecified False Lost Communication Warning
7 JMicron Generic 0123456789ABCDEF Unspecified False OK Healthy
・SATAディスク本体のシリアル番号はSMARTで取得ができるが、USB接続したときのSerial番号は、USBディスクケースのシリアル番号が取得される様子。
・イベントログに、識別子が重複している旨の記録があった。
警告,2020/10/22 0:13:09,disk,158,なし,ディスク 9 のディスク識別子が、システムに接続されている 1 つ以上のディスクと同じです。Microsoft サポート Web サイト (http://support.microsoft.com) にアクセスし、KB2983588 を検索して問題を解決してください。
2020/01にも、同じ事象があって、USBHUB経由>PC本体接続に変更。ケースをCenturyから玄人志向に変更していた。=>今回再発
(考えられる原因推測)
以下が全部満たされるとクラッシュする場合がある?
・USBディスク4台のフレンドリ名、シリアル番号がすべて一緒。
推測)内蔵ディスクSATAで運用しているStorageSpaceは同じ被害を一度設けていない為。
・USBディスク4台で記憶域スペースをが2つ以上存在
推測)2台の運用では、イベントログはあるものの動作はしていたため。実はこのときから壊れ始めている可能性はある。
・OS再起動時に、USBディスクが4台とも接続されている。
推測)2つ目の記憶域スペースを作った直後は問題なく、再起動をトリガにして異常となっったため。
参考1)手元のケースの情報
本体ケースのシリアル番号がすべて同じUSBディスクケース
・玄人志向「GW3.5AA-SUP3」
フレンドリ名: ”JMicron Generic”固定
シリアル番号: ”0123456789ABCDEF”固定
・Century「1分BOX USB3.0 SATA6G (COM35U3B6G/S6G/R6G)」
フレンドリ名: 内蔵HDDのSMART値のModel。 例) ST500NM0011
シリアル番号: ”111122223333”固定
参考2)イベントログの情報から。
パソコンで作業できる TEPRA PRO で、安価に入手できるものを探してみた。
仕事で使っているTEPRAを家にも欲しいなーと思い、比較をしてみたときのメモ
■前提
・パソコンで使う。本体のキーボードはなくても良い。
・Windows10でのTEPRA PRO の使用には、SPC10という印刷ツールが必要。
・SPC10に対応する機種は、「PRO SR970/SR950/SR750/SR-R680/SR670/SR550/SR530/SR-R7900P/SR5900P/SR5500P/SR3900P/SR3700P/SR3500P/WR1000」。
https://www.kingjim.co.jp/download/tepra/sr970/dl12.html
■安く入手するには
・とにかく値段。=> SR3500P
・ハーフカットがほしい、360DPIが欲しい => SR3900P
■メーカー仕様
仕様一覧のCSVとかが見つけられなかったので、Webサイトから整形する手間が大変。
再利用しやすいように、データはまとめてもらえないものだろうか。
作ったものを以下、乗っけておきます。詳細はメーカサイトをみてください。
品番 | ヘッド構成 | 本体価格 | 本体色 | カッター | ラベル幅 | ラベル幅 |
---|---|---|---|---|---|---|
SR530 | サーマルヘッド(180dpi・128dot) | \19800+消費税 | シルバー | オートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24mm |
SR550 | サーマルヘッド(180dpi・128dot) | \19800 + 消費税 | ブラック | オートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24mm |
SR670 | サーマルヘッド(180dpi・128dot) | \22800+消費税 | ダークグレー | ハーフカット機能付きオートカッター | PROテープカートリッジ | 4・6・9・12・18・24mm |
SR750 | サーマルヘッド(360dpi・384dot) | \29800+消費税 | シルバー | ハーフカット機能付きオートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24・36mm |
SR950 | サーマルヘッド(360dpi・384dot) | \39800+消費税 | チタンシルバー | ハーフカット機能付きオートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24・36mm |
SR970 | サーマルヘッド(360dpi・384dot) | \39800+消費税 | ソリッドグレー | ハーフカット機能付きオートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24・36mm |
SR3500P | サーマルヘッド(180dpi・128dot) | \14800+消費税 | ブラック | オートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24mm |
SR3700P | サーマルヘッド(270dpi・192dot) | \19800+消費税 | パールホワイト | オートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24mm |
SR3900P | サーマルヘッド(360dpi・384dot) | \24800+消費税 | ミディアムグレー | ハーフカット機能付きオートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24・36mm |
SR5500P | 180dpi・128dot | \18000+消費税 | ブルー | オートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24mm |
SR5900P | 360dpi・384dot | \29800+消費税 | ブラック | ハーフカット機能付きオートカッター | P-TAPE規格 | 4・6・9・12・18・24・36mm |
SR-R680 | サーマルヘッド(180dpi・128dot) | \23800+消費税 | ホワイト | ハーフカット機能付きオートカッター | PROテープカートリッジ | 4・6・9・12・18・24mm |
SR-R7900P | 300dpi・566dot | \59800+消費税 | ブラック | ハーフカット機能付きオートカッター(交換式) | - | 4・6・9・12・18・24・36・50mm |