PCを買い換えるだけで省電力になるわけ。

PCを買い換えると省電力になるわけ。それは、同じ仕事量であれば、CPUの使用率が下がるから。一番極端な例だが、
Pentium4 から Corei3-2100T に乗り換えた場合、同じ仕事量であれば、消費電力は【8分の1】になる。

・Pentium4 531 でフルパワーの計算をしたときの消費電力
 → 84W
・Pentium4 531 のフルパワーと同様の計算を、Corei3-2100Tで実行したときの消費電力
 → 35 x (3000 / (5000*2)) = 10.5 (W) (*1)

消費電力が減るということは、発熱量も減るということにもなるため、冷房も弱くてすむ。なので、

・Pentium4世代のCPUを使用したPCは、即、買い換えた方がいい。
・中古品でPentium4世代(CeleronはCore世代より前)のPCを購入するのは、絶対やめた方がいい。

Corei3-2100T の消費電力の低さは驚かされる。Pentium4でコンピューティングの進化と共に地球温暖化にも貢献してしまったIntelには、今後もよりいっそうの省電力化に力を入れて欲しい。

計算条件
Pentium4 531(Prescott LGA775) 3GHz 1(2) TDP 84W トータルクロック : 3GHz
Core i3-2100T(Sandy Bridge) 2.5GHz 2(4) TDP 35W トータルクロック : 5GHz
・CPU性能はクロック数に比例。
・シングルコアとデュアルコアはの性能比は1:2とする。
・クロック対性能比の改善が2倍になっている。
・TDP=消費電力とする。
・消費電力はCPUの使用率に比例。