マシンの準備
仕様決定。
値段重視。ひたすら重視。でも下記は必須。
スペック。
がんばってかき集めた。ケースだけ、コンパクトさと見た目が欲しいとの邪念が入って高め。35,600円也。まずまず。
パーツ | 詳細 | 単価 | 数量 | 金額 | 状態 | 入手元 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CPU | Intel Core2Duo E6300 | 7,500 | 1 | 7500 | ジャンク扱 | Yahooオークション(送料込み) | |
CPU-FAN | Spire BUILD SP520B0-JBX | 1,980 | 1 | 1980 | 新品 | Sofmap | |
MEM | CFD No-Bland Memory(M&S) PC2-6400-DDR2-800 2GB x2 | 3,480 | 2 | 6960 | 新品 | DOS/Vパラダイス | |
MOTHER | GIGABYTE GA-5MMSV-RH | 4,850 | 1 | 4850 | 中古 | Yahooオークション(送料込み) | |
CDROM | LITEON 16X DVD-ROM | 2,180 | 1 | 2180 | 新品 | Sofmap | |
HDD | MAXTOR 6B200M0 (200GB SATAII) | 4,680 | 1 | 4680 | 中古 | Sofmap | |
CASE | AOPEN H340G (200W) | 7,480 | 1 | 7480 | 新品 | ヨドバシカメラ | |
FDD | なし | 0 | 1 | 0 | 取りやめ |
テスト。
memtest+で3ループ走破。大丈夫だった!ジャンク扱いだったCPU、出品者のコメントでは、ただのメモリエラーのような症状だったが、ビンゴのようだ。
Xenを使う(完全仮想化)-準備
今回はXenを利用するので、ホストOSから。企業向けでほぼ独占状態の有償ディストリ「RedHatLinux」の互換OS、CentOS5.1(x64)を導入してみた。近頃はホスティングでもよく導入を見かける。
メディアの入手&インストール
CDメディアだと数枚になってしまうので、DVDを所望。BitTorrentでさくっとダウンロード。そしてインストール。
- インストールパラメータ
だけ。さくっと終わるが、日本語の表示がおかしい。ソフトウェアの追加と削除で日本語パックを入れて対応。
それにしてもインターネットとメールだけなら、linuxだけでいいんじゃないだろうか。
イントロダクション
でも、世の中OSS。
フリーソフト、クライアント用はあいかわらずWindowsが圧倒的なんだけど、サーバーソフトとかは手に入りにくかったり、試用版しかなかったりすることが多いんです。個人用途じゃWindowsServerは高くて買えないし、会社は緊縮財政(関係ないな)。サポートがないだけで中身は一緒のものが、気軽に試せて素晴らしい世の中。Linuxとか*BSDとかのユーザが増えるにしたがってノウハウも充実してきて頼もしい。
ライセンス費用高ぇよ。
商用のソフトウェア、安定してるし、サポートも付いてくるけどやっぱ高い。
たとえばサーバー。
- Windowsもクライアントや社内サーバー位ならまだいいのだが、凝ったことをしようとしたとたんに追加費用発生。
- 接続ライセンス費用。地味にイタイ。ASPとして商用サービスするには、社内向けのCALに似た、SALが必要になるんだが、コレが高い。詳細は割愛するが、認証を伴うサービス(簡単に言うと、ログインがあってユーザマスタを持っているもの)の場合、1ユーザ1000円以下のサービス提供は難しいんじゃないかなという金額をこの間聞いた。
Xenを使う(完全仮想化)-ディスクのパフォーマンス
速い。速すぎる。これ実際のスピードなのか?キャッシュなのか?
完全仮想化でこのスピードなら、準仮想化ならどうなるんだろ。
HDBENCH
ALL | Integer | Float | MemoryR | MemoryW | MemoryRW | DirectDraw | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
68575 | 133847 | 88070 | 73566 | 74078 | 144061 | 131 | ||
Rectangle | Text | Ellipse | BitBlt | Read | Write | RRead | RWrite | Drive |
1726 | 927 | 69 | 207 | 174194 | 35150 | 106395 | 20640 | C:\2000MB |
CrystalMark2004
[ HDD ] | 30515 |
---|---|
Read : | 181.83 MB/s ( 5636 ) |
Write : | 161.91 MB/s ( 5238 ) |
RandomRead512K : | 202.85 MB/s ( 6028 ) |
RandomWrite512K : | 181.05 MB/s ( 5621 ) |
RandomRead 64K : | 104.56 MB/s ( 4091 ) |
RandomWrite 64K : | 97.54 MB/s ( 3901 ) |
Xenを使う(完全仮想化)-DomUの作成 (Windows2000)
ホストosがLinux(x64)でも、完全仮想化の場合は32bitのosが動くらしい。
結論からいうとWindows2000Proで成功しました。しかも不思議なおまけつき。
手順
- Windows2000のcdイメージをハードディスクに作成する。
- LVMでdomUのパーティションを作成する。
- VirtualMachineマネージャでdomUを新規作成。
- 起動&インストール。
手順の中でやったこと。
1.Windows2000のcdイメージをハードディスクに作成する。
Windows2000のcdをマウントし、イメージを作成する。コマンドは下記のとおり
dd if=/dev/cdrom of=/home/myname/windows2000.iso
2.LVMでdomUのパーティションを作成する。
論理ボリューム管理で新しくボリュームを切り出す。
↓こんな感じ
-
-
- LVM(VolGroup00)
- / (LogVolDom0Root) 10GB
- swap (LogVolDom0Swap) 1GB
- / (LogVolDomU01) 10GB
- LVM(VolGroup00)
-
3.VirtualMachineマネージャでdomUを新規作成。
マネージャを使ってdomUを新規作成する。方法は下記参照。
http://www.linuxmania.jp/xen_centos5.1.html#full_virt
4.起動&インストール。
仮想マシンコンソールを起動して、インストールを実施。
ところが、再起動のタイミングで、cdromが見えなくなるらしく、途中でコケます。
仮想マシンのファイルを手動で書き換える必要があります。
- 書き換えるべきコンフィグの場所は下記のとおり(※要ルート権限)
- 書き換えの場所
boot = "c"
→ "c"でHDD起動、"d"でCD起動
disk = [ "phy:/dev/VolGroup00/LogVolDomU01,hda,w", "file:/home/myname/win2k.iso,hdc:cdrom,r" ]
cdrom ="/home/tatsuo/win2k.iso"
→ diskのエントリを増やして、isoをマウントしてます。「hdc:cdrom」と属性の指定をした上で、[cdrom=]で明示的に指定をしないといけないらしい。
【注意】
途中でコケてしまったあと、続けてWindowsを修復インストールするとおかしくなるので(ネットワークが全て無効)、
必ずフォーマットからクリーンインストールを行う必要があるようだ。
不思議なできごと。
パフォーマンスをはかってみました。そしたら、大変な事が。
「ディスクアクセスが速過ぎる。」
仮想化するとディスクアクセスは相当遅くなるはずなんだが、
どんな原理なんだ?キャッシュに入り切らない程のサイズでも速い。
VNCサーバを起動する。
切り替え機で、メイン機とLinux機を往復するのが大変なので、VNCを稼動させます。
方法1
(実機にログオンしているときだけ有効)
システム−設定−リモートデスクトップ で有効にするだけ。
方法2
(サーバ起動時にVNCサーバをバックグラウンドで起動する)
- 1.「/etc/sysconfig/vncservers」を編集して、ユーザ登録をする。
- VNCSERVERS="1:ユーザ名"
- 数字の1はディスプレイ番号、ユーザ名はログオンするLinuxのアカウント名
- 2. vncpasswd コマンドでパスワードを設定する。
- 3.「~/.vnc/xstartup」を編集して、GNOMEログインを有効にする。
- 4.管理−サーバー設定−サービス でVNCSERVERを起動する。
- 5.ほかのマシンから、vncviewerで接続する
- 「サーバのIPアドレス:番号」番号は1.で設定した番号。
※ 参考サイト(というかまんま)
http://hisapom.blogspot.com/2007/02/centosvnc-serverwindowsxprealvnc.html
VNC経由で日本語が使えない。。。
【追記】使えた。CTRL+SPACEでサーバー側の日本語がON。