イントロダクション

Windowsって、

正直、相当使いやすい。バグもあるけれども、致命的なバグは2k以降劇的に減ったし、何より安定してる。Windows95以来、有償ベータテスト?をやってきた成果が出てきたと思う。

でも、世の中OSS。

フリーソフト、クライアント用はあいかわらずWindowsが圧倒的なんだけど、サーバーソフトとかは手に入りにくかったり、試用版しかなかったりすることが多いんです。個人用途じゃWindowsServerは高くて買えないし、会社は緊縮財政(関係ないな)。サポートがないだけで中身は一緒のものが、気軽に試せて素晴らしい世の中。Linuxとか*BSDとかのユーザが増えるにしたがってノウハウも充実してきて頼もしい。

ライセンス費用高ぇよ。

商用のソフトウェア、安定してるし、サポートも付いてくるけどやっぱ高い。

たとえばサーバー。
  • Windowsもクライアントや社内サーバー位ならまだいいのだが、凝ったことをしようとしたとたんに追加費用発生。
  • 接続ライセンス費用。地味にイタイ。ASPとして商用サービスするには、社内向けのCALに似た、SALが必要になるんだが、コレが高い。詳細は割愛するが、認証を伴うサービス(簡単に言うと、ログインがあってユーザマスタを持っているもの)の場合、1ユーザ1000円以下のサービス提供は難しいんじゃないかなという金額をこの間聞いた。
たとえばデータベース。
  • 商用データベースで有名なOracle。保守費用(購入費用の約22%/年)を払わないと、技術文書もパッチも落とせない徹底ぶり。接続ユーザ数やエディションによってライセンス費用が変化するが、フロントにWebサーバがいる場合でも末端の使用ユーザ数でカウントされるため、結局プロセッサライセンスで買うしかなかったりする。サーバー増強とかでCPUが増えるとさらに倍。サーバーをうかつに増やせない。

じゃあLinuxか?(安直)

  • 最近のLINUXは相当使いやすくなっててびっくりだ。エンタープライズ用途で使っているトコロはどんなになっているのか。調べてみようと思う。幸い、近頃は仮想環境が大ブレイク中だ。最小の投資で複数台のサーバを作って動かしてみよー。とりあえずはXenだ。